イチゴ「イチゴ」の歴史は古く、スイスの石器時代の遺跡から、野生イチゴの種が発見されたのが最も古い記録とされています。そして1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した後、南北アメリカの大粒のイチゴがヨーロッパに渡り、品種改良され、17世紀に現在のイチゴになったとされています。日本には江戸末期の天保年間(1830年代)、南蛮船によってもたらされ、「オランダイチゴ」と呼ばれていました。 イチゴにはどんな種類があるの?
イチゴはビタミンCの王様!イチゴはビタミンCが特に多く、イチゴ100gの中に80mg含まれ、レモン(40mg)の2倍もあるんですよ。ビタミンCは緑黄色野菜にも多く含まれていますが、水に溶けやすく、調理中に減ってしまう欠点があります。でもイチゴなら、そのまま食べるので、効率よく摂取する事が出来ます。風邪の予防や美肌効果があります。 虫歯の予防もできるの?実は虫歯の予防にもいいんです。イチゴには、最近よく耳にするキシリトールが多く含まれていて、これは甘味料の一種なんですが、砂糖などと違って虫歯の原因になる酸を作りません。そして虫歯の原因菌の活動を弱め、歯垢が増えるのも押さえてくれます。 食後のデザートにイチゴを食べてから歯磨きをすると、効果が上がるらしいですよ! 英名の“Strawberry"の語源は?この英名は、傷つきやすいイチゴを麦わら(ストロー・straw)で包んで栽培した事から付いたそうですよ。ちなみに、「ベリー・berry」小果類の総称だって! |